金貨と銀貨の歴史について
投資先には様々なものがありますが、近年投資対象として注目を集めているアンティークコイン(金貨・銀貨)に目を向けてみてはいかがでしょうか。こちらでは、アンティークコイン投資の豆知識として金貨と銀貨の歴史をご紹介します。
金貨の歴史
「美しい光沢がある」「高い希少価値により偽造しにくい」「加工しやすい」「サビや腐食に強い」などの理由から、硬貨の素材として金が広く使用されてきました。金と言っても純金ではなく、銀や銅などの合金、金や銀などの自然合金で作られた貨幣です。
中世の西欧では銀貨が鋳造されていたため金貨は鋳造されていませんでしたが、東方との貿易では使用されていたそうです。
そうした中で、金貨に関心を持ったラテン帝国が鋳造し始めたことをキッカケに、「フローリン金貨」「ジェノヴァ金貨」「ゼッキーノ金貨」などの金貨が鋳造されました。
銀貨の歴史
銀貨の起原は古代エジプトにあると言われています。古代ギリシャ・ローマ文明時代の銀貨は、金貨に次いで非常に高価なものとされ、銀自体は装飾品としても用いられていました。
しかし、近世に銀山の新規採掘が進むにつれてフランスや中国など国内に膨大な銀を保有する国々が現れ始めます。その結果、アメリカが金銀複本位制度から金本位制度への転換を行い、銀貨は補助貨幣へと格下げされたのです。その後西欧では銀貨、中国では銅貨が広く用いられるようになりました。
現在では、普段の生活で金貨や銀貨を目にする機会はほとんどありません。そのため高い資産性があり、投資目的でアンティークコイン(金貨・銀貨)を保有する方が増えています。堅実な投資先と言えるので、資産形成の1つとしてご検討されてはいかがでしょうか。
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