アメリカの二大鑑定機関「PCGS」「NGC」について - アンティークコイン・金貨・銀貨の買取 ルナコイン

アンティークコインの価値を決める上で重要なポイントとなるのが“鑑定(グレーディング)”です。
ルナ・コインではアメリカの二大鑑定機関である「PCGS」と「NGC」のメンバーとして、煩雑な手続きの代行を承っております。こちらでは、世界で最も有名な鑑定機関といえる「PCGS」と「NGC」についてご紹介します。

アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置くPCGSは、1986年に設立された収集用コインの第三者鑑定機関です。アンティークコインの価値が状態によって大きく変わることから、その品質を保証するために世界共通のグレーディング基準を設定しました。

世界トップクラスの鑑定士による公平なグレーディング後は不正開封防止仕様のケースに収め、ホログラムやバーコード、透かしなどを施して不正を防ぎます。こうしてPCGSのグレードがつけられたコインは、全て無制限保証の対象となります。

現在では、日本を含む100ヶ国以上のコインを16世紀にまで遡り評価することが可能です。

アメリカ・フロリダ州に拠点を置くNGCは、1987年に設立された収集用コインの第三者鑑定機関です。世界最大級のグレーディング会社で、米国のスミソニアン博物館や上海のミントミュージアムなどに展示されているコインを含む、世界で重要とされるコインを数多く鑑定してきた実績を誇ります。鑑定可能な範囲も広く、中世から現代までのコインはもちろん、評価形式は異なりますが古代コインの等級付けもしています。

また、関連会社のNCSでは、経年劣化や汚れなどを除去してコインの見た目を美しく保存できるサービスを提供しており、歴史的な価値を持つアンティークコインを良い状態で後世に受け継いでいくため、保全に力を入れています。