コインサロン

ウィリアム3世のギニー通貨をご紹介!価値はどれくらい?

ギニー金貨とは、かつてのイギリスで使われていた約1ポンドに相当する金貨のことです。
ギニー金貨には、時代によって様々な人物の肖像画が用いられていますが、今回は、ウィリアム3世のギニー金貨について詳しく見ていきたいと思います。

 

□ウィリアム3世とはどんな人物なのか

1688年から1689年にかけて、スチュアート朝のイングランドで名誉革命が起こり、当時の王であったジェームズ2世が追放されました。

その後、イギリスの新たな王として迎えられたのが、ジェームズ2世の娘、メアリを妻に持つ、ウィリアム3世です。
ウィリアム3世は、権利の章典を発布したことや、イギリス王になった翌年から北アメリカ大陸でフランスとの植民地戦争であるウィリアム王戦争を戦ったことで有名です。

ウィリアム3世に関する主な出来事はこれだけではありません。
実は、ウィリアム3世は、イギリス国王になる以前は、オランダ総督だったのです。

1648年のウェストファリア条約により、オランダの独立は国際的に認められていました。
しかし、クロムウェルが航海法を制定したことをきっかけに、イギリスとの対立が始まり、1652年から第一回英蘭戦争が始まりました。
また、王政復古したチャールズ2世が再び航海法を制定したため、1662年から第二回英蘭戦争が始まりました。
さらに、フランスとの戦争も加わり、危機的状況に陥ったオランダで、ウィレム3世(オランダ名)という名前で総督に就任しました。
当時、オランダ、フランス、イギリスの3国で争いが起こっていましたが、ウィレム3世はイギリスと手を組みフランスを倒そうと考えました。
そのため、イギリスの王の娘であるメアリと結婚したのです。


□ギニー金貨について

ギニー金貨には、ウィリアム3世の肖像画のものがあります。
肖像の下に象があるものとないものの2種類があり、1695年から1701年まで、約5年間にわたって発行されました。
イギリスのアンティークコインは美しいことで有名ですが、その中でも特にデザイン性に優れていて、査定価格は約100万円とも言われています。


□最後に
この記事では、ウィリアム3世とは一体どんな人物なのか、ウィリアム3世のギニー金貨の価値についてご紹介しました。
当時の状況やウィリアム3世の歴史を知ると、より金貨に対して熱い感情が湧き出ますよね。
この記事を読み、アンティークコインの魅力を再実感していただければ幸いです。